結城市立結城東中学校Yukihigashi Jr. High School

　春の七草の中に出てくるほとけのざは昔のいい方で、現在の呼び名はコオニタビラコといいます。それでは、現在のホトケノザはというと、赤紫色の花を庭や道端で今咲かせています。名前の由来は、花の下にある葉の形が「仏様の台座」に似ていることからとされています。

　３月末から４月初めに、筑波山の山頂付近で見られるピンク色の花、この植物はカタクリといいます。カタクリは、種子が地面に落ちて花が咲くまでに、７～８年かかります。
　私たちは、何かを成し遂げようとするとき、努力をします。いったいどれだけの期間の努力で、私たちは成果を求めようとしているのでしようか。努力を続けて、それが花開き、実を結ぶことは、決して簡単なことではないことをこの植物は教えてくれているような気がします。
　これから、３年生の皆さんは、新しい環境に飛び込んでいくわけです。その中で、努力の大切さを忘れず、長い期間をかけて取り組んでいけるような、自分のやりがいを見付けてほしいと思います。
　３年生の未来に幸あれ！

　今年の啓蟄は、３月５日(火)です。啓蟄とは、春の陽気になってくることによって、春を感じた虫や、冬眠していた生き物たちが続々と動き出す季節のことをいいます。ここでいう生き物は、決して昆虫に限らず、ヘビやトカゲ、カエルなども含んでいます。でも、今年は特に暖かいので、もう生き物も動き出しているのではないでしょうか。
　明日は、栃木県立高校受検日となります。実力を出し切って、がんばってください。