1. ホーム>
  2. 校長室>
  3. 平成28年度>
  4. 『子どもへの愛情 ~ほめること~』

校長室

『子どもへの愛情 ~ほめること~』

インフルエンザの声がまわりから聞こえ始めてきました。本校においても罹患する生徒を極力減らし,学級閉鎖の措置等をとらずにすむよう学校でもうがい。手洗いや湿度の維持等,予防策を講じております。御家庭においてもリズムのある生活や予防策にご協力をお願いいたします。
 さて,今回は標題にもありますように「ほめることの大切さ」について考えたいと思います。「玉磨かざれば光なし」の言葉があります。どんなに優れた資質や才能をもっていても精進し,努力を積まなければ立派な人間になれない,という意味です。その原石を光り輝くようにするには,子ども自身の努力や鍛錬はもちろんですが,保護者や家族の方の及ぼす影響ははかりしれません。
 子どもへの関わり方としては,とにかく愛情を持ち続けることだと思います。愛情の表し方には様々ありますが,まず子どもを「ほめる(認める)」ことです。今できていることや伸びたところを見つけてほめることです。大事なことは,その子自身を認めてほめることではないでしょうか。
 ほめられることによって,子どもの心に変化が生まれます。「物事に前向きに取り組む」「自分を大切な存在だと思える」「自分に自信がもてる」「気持ちが安定し,学習や部活への意欲が高まる」など,ほめる(認める)ことの効果はいろいろあり,子どもの心身の豊かな成長を促すことにつながります。
  しかし,私たち大人は「ほめる」ことの良さを頭の中ではわかっていても,日々の忙しさや「照れ」「恥ずかしさ」などにより,ほめるタイミングを逸してはいないでしょうか。また,「これくらいはできて当然」と,大人の目線,尺度で決めつけてしまっているような例もあります。
  肩を「ポン」とたたきながら,「やったね」「すごいよ」「頑張ったなあ」そんな姿や言葉があふれる学校・家庭・地域にしていきたいなあと日々考えています。

結城南中学校長 黒田 光浩

カレンダー

  • 結城市のバナー画像
  • 茨城県教育委員会のバナー画像
  • 放射線の測定結果のバナー画像
  • 不審者情報のバナー画像
すくすく育ていばらきっ子のバナー画像
すくすく育ていばらきっ子のQRコード
スマートフォン用ページで見る